お雑煮試食会

先日もお伝えしましたが、大仁まごころ市場では「1/7」に「無料」でお雑煮のお振る舞いをいたします。

農薬を減らして自然に近い農法で作物を作る「エコファーマー」の方々のお野菜を味わっていただこうというのがこの企画です。

ぜひご賞味ください。

 

さて、問題は「どんなお雑煮にするか」です。

 

私千田は、実は宮城県は仙台市の出身。母が「塩釜市」という港町の出であることから、お雑煮と言えば

  • ハゼの出汁
  • 細い大根
  • 伊達巻
  • せり
  • いくら
  • しょうゆ味

というものでした。

「地域によってお雑煮はかなり違う」

ということはなんとなく知っていましたので、ここでもおそらく

「スタンダードな【伊豆お雑煮】」というものが存在するんだろうな。

くらいの認識だったのです。

 

ところが…

「鶏肉を絶対に入れる。⇄鶏肉なんて考えられない。」

「味噌だ。⇆しょうゆだ。」

「里芋だ⇆里芋は邪道だ」

などなど、出るわ出るわ

「我が家の雑煮」

 

よく聞いてみると、隣の地区同士でも違えば「同じ地区内でも違う」ということも珍しくありません。

 

これは、一度実際に作ってみないとダメですね。

 

ということで試食会と相成りました。

 

まずは具材。

ヒアリングの結果、あまりにも具材がなくても寂しいということで最大公約数を取りました。

  • 大根
  • 人参
  • 里芋
  • 原木しいたけ

 

試食会前、事前に佐藤さんが具材の「水煮バージョン」と「出汁で煮たバージョン」の2つを作ってくださっていました。ありがたい。

 

しいたけホントうまそう。

 

続いて、これらの具を、こちらも薄いぞ濃いぞと議論した出汁へ。

 

 

また、同時並行でお餅を焼きます。

 

 

*当日、お餅は焼きません。つきたてのお餅をそのままご提供します。

 

こちらのお餅も同じく佐藤さんが事前についてくださったもの。ありがたい。

 

いよいよお餅と具材のドッキング。

当日、鰹節は入りません。悪しからず。

 

 

これ、

かなりうまい

です。

 

野菜の旨味、甘みを感じていただくために出汁はあえて控えめに。

柚子の香りが全体を引き立て、盛り立てます。

 

大根の甘さ、人参の甘さ、里芋の食感と旨味、しいたけの食感と出汁を吸った美味しさ、小松菜のアクセント、そしてお餅の美味しさ。

 

大事なことなので2回言いますが、これ、

かなりうまい

です。

 

環境に優しい農法を使っている「エコファーマー」のお野菜を使って

まごころ市場の若手出荷者が喧々諤々の議論の末作った

「まごころのお雑煮」

 

1/7(日)

11時から

100食限定

 

無料でお振る舞いいたします。

 

ぜひみなさまお誘い合わせの上お越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふるさと納税」はじめました。

冬ですね。

寒さが一段と厳しくなってきて、まごころ市場の朝は霜に包まれています。

もちろん、山あいにある出荷者の皆様の畑も霜がたくさん!だそうです。

「霜が降り始めると大根が一層うまくなるぞ」

とはある出荷者さんのお言葉。そう、大根がやばいうまいです。ぜひお試しください。

 

「でも、まごころ市場は遠いし、通販もやってないから食べたくても買えないよ」

 

そんな方に朗報です。

まごころ市場、「ふるさと納税」はじめました。

どうやるの?

ふるさとチョイス」というサイトからできます。

店頭ではできませんのでご注意ください。

 

ふるさと納税ってなに??

本当は住んでいるところに収める税金を他の自治体に収められて、そのお礼にいろいろもらえたりする制度です。

詳しくはこちら

 

 

 

何がもらえるの?

金額によって違いますが、

  • エコファーマーさんが作ったお米
  • 新鮮で美味しいお野菜
  • 浮橋地区の小麦で作ったうどん
  • 100%伊豆の国産のはちみつ

なんかの詰め合わせをお送りします。

まごころ市場の返礼品一覧はこちらをご覧ください。

 

伊豆の国市民なんだけど、返礼品もらえるの?

残念ながら、他市町村の方が対象となるそうです。

この制度を使っていただければ、東京に住んでいても大阪に住んでいても、伊豆の国で作られた美味しいお野菜を召し上がっていただけます。

 

お米少しと新鮮なお野菜が欲しいな、という方はぜひ一度お試しください。

-本日の旬- 「みかん」

伊豆の国市、実はみかんも結構盛んに作っているんですよね。

「小坂」というところには「小坂みかん共同農園」さんもありますし、個人で作られている方も結構いらっしゃいます。

そんな「伊豆の国市産」のみかんはもちろん、伊東や内浦からもみかんを出荷していただいています。

 

そして、みかん、「めっちゃ種類が多い」んですね。

 

 

 

「もっとも早い時期に収穫できる」品種を大別して【極早生】

「早めに収穫できる」品種を【早生】

以降、【中手】【晩生】と区別されます。

そしてそれぞれのカテゴリーで様々な品種があるのです。

 

一般的に言われるそれぞれのカテゴリーの相違点は3つ

1.粒の大きさと色

大きさ:

晩生が小さく、極早生が大きい

 

色:

晩生がオレンジで、極早生が緑がかっている

 

2.皮の厚さ

晩生が厚く、極早生が薄い

皮の厚さが違うと食感にかなり影響するので、この辺は好みが別れるところでしょうか。

 

3.酸味と甘みのバランス

晩生が甘み割合が大きく、極早生は酸味割合が大きい

*あくまでも「割合」です。極早生でも甘さはきちんとあるんです。私的には極早生推しです。

 

ということで、カテゴリーだけでもこんなに違いのあるみかん。

じゃあ品種ごとにはどう違うのでしょう。

それは、ぜひ複数種類ご購入いただいてご自分で比べてみてください。

「自分にあったみかん」を見つけていただければ幸いです。

 

 

-本日の旬- 「自然薯」

とろろご飯、シンプルながらその旨味と粘り気の強さは体を強くしてくれます。

冬、免疫が落ちてきたな、という時にはぴったりですよね。

 

そんなとろろ、ですがやっぱり「自然薯」で作るのが一番!

粘り気も旨味もやっぱり違うんですよね。

 

まごころ市場にも、冬の風物詩「自然薯」の出荷が始まりました。

 

 

あれ、気づきました??

自然薯(栽培)

自然薯(天然)

と二つあることに。

 

私は自然薯=天然という認識だったので、頭の中に???の文字が。

 

こっちが栽培

 

こっちが天然

 

天然ものの方が皮が黒っぽいんですね。

 

 

さて、私千田の興味は

「どうやって自然薯を栽培するの?」

ということ。

 

そんなことを農家さんと話していたら、芳川さんが「今ウチで育ててるから見にきていいぞ」と言っていただきました。

ので、早速。

 

 

「つた」を絡ませる柵みたいなものを作らないといけないそうです。

えらい手間だ。

 

そして自然薯は、その柵の根本に「寝て」います。

 

え?

 

どういうことかって??

 

こういうことです。

 

藁と土をよけると、何やらビニールのようなものでできたものが。

自然薯の「ベッド」と称してもいいかもしれません。

さらに土をよけると、自然薯が出てきます。

 

 

 

見えましたね!

さすがに単価が高いので「掘り出さずにそのままにしてください」と懇願して見せてもらいます。

 

 

 

この施設を作るだけでも相当大変。

また一つ学ばせていただきました。

 

まごころ市場、農家さんの手間と優しさをかけた野菜が揃ってます。